2012年3月アーカイブ

東日本大震災からちょうど7ヶ月経った2011年10月11日に気仙沼のるかちゃんに作ってもらったミサンガが昨晩切れた。正確には2012年3月31日午前1時。
ミサンガは切れると願いが叶うというから喜ばしいことであるのだろうけど、寂しさで胸が締めつけられるようだった。
僕の手首からミサンガは消えたけど、被災地への思いは決して薄らぐことはない。

ミサンガ2.jpg

明日から始まる新年度がるかちゃんたちにとって希望に満ちたものになることを心から祈ってる。
そして僕は神戸の印刷会社の社長として本業を頑張り、被災地の皆さんへ少しでも役立てることをしていき続けたいと思う。

ミサンガが消えた右手を見ながら何故か一人称が「僕」になっていることを不思議に思った。

昨晩当社の顧問デザイナーじんちゃんと飲んだ。

私は日頃社員に「自分の仕事を客観的に見なさい。我々が社会に対してどのように役立てるか客観的に考えなさい。」と言っている。

俺はそうできていると思ってたけどなぁ・・・。

社員に媚びるつもりは毛頭ない。むしろあほんだらと罵りたい奴がおるくらい。
でも私は社員に恵まれてるんだなぁ。日本側にも中国側にも本当に恵まれてるんだなぁ。
社員は気持ち悪いと思うだろうけど言っておくよ。「おおきに。」
色々あるけどええ奴らやなぁと思ってる。
しばらく言わへんで!

昨晩じんちゃんと話してて気付かせられた。

祈り

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明日であれから1年。
ああしておけばよかった、あの時点に戻れるなら・・・。
どうしてもそんなことを考えてしまうことでしょう。

私もこの数年で大切な人たちを何人も亡くしてきました。
だからと言って明日人生が終わっても悔いはないという生き方ができているとは思えません。でも根本には今やれることはできるだけやっておこうという思いはあります。「やらないでする後悔」より「やってする後悔」を選ぶ癖も付いてきました。

ああしておけばよかった、あの時点に戻れるなら・・・。
私にもたくさんあります。

忘れられないことは忘れるべきでないことなのでしょう。
忘れることができるから生きていけることもあれば、忘れられないことがあるから生きていけることもあるはず。

心にたくさんの深い傷を負った被災地の皆さんのことを思うと胸が痛みます。7月と10月にお邪魔した気仙沼の皆さんの言葉が刺さります。
「今さらローンは組めないからどうしようっかねぇ。」
「命は助かったんだけどねぇ。」
「いとこが死んじゃった。」
「うちなんかはマシ。もっと大変な思いをしてる人がいっぱいいるから・・・。」

好きな気持ちと感謝の気持ちは伝えておきましょう。それを伝えていなかったら後悔は大変大きなものになります。間違いありません。嫌いな気持ちと恨む気持ちを伝えるのは後回しにしましょう。それを伝えていなかった後悔はほぼ無いでしょう。

気仙沼に行きたくてしょうがない今となっては縁があったとしか思えませんが、縁もゆかりもなかった気仙沼の人々との出会いを作ってくれた「ぬりえ日本」の学生たちには感謝しています。

今から被災地から遠く離れた神戸よりキャンドルの灯に想いを込めます。明日その画像が気仙沼に届けられるそうですね。

被災地の皆さん、何もできなくてゴメンなさい。でも心の中ではいつも祈っています。今からは私にできることを小さくても長く続けていきたいと思っています。10月に気仙沼を訪れた際、るかちゃんに作ってもらったミサンガはまだ美しいままです。本当は切れた方がいいのでしょうが、少しでも長く想いを込めてからの方がいいと思っています。
ミサンガ1日に何回も見ます。もちろん何度も見ます。何度も思います。祈ります。

ミサンガ.jpg

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