2009年8月アーカイブ

「ブエナビスタ」が札幌記念で負けて秋の目標であった凱旋門賞出走を断念した。ファンから圧倒的な支持を得て、勝利間違いなしと思われていた馬の敗北であるから各方面にショックが広がった。

今度こそ間違いなしと毎年のように言われている「笑い飯」が未だにM-1チャンピオンになれないでいる。それどころか最近3年は最終決戦の3組にも残れていない。

前者は馬のレースだが、後者は人が選ぶものなので前評判の高さでハードルは上がるし、風向きもアゲインスト寄りに変わるようだ。

ここ数日の各報道を見ていると、前評判とか予想通りの結果にならないことも多いのにと思ってしまう。

ディープインパクトとエアグルーヴの仔あたりが無敗で凱旋門賞挑戦するようになればなぁ。
「ゆったり感」「銀シャリ」「チョコレートプラネット」「ハライチ」「かまいたち(海賊ネタ)」あたりがM-1の決勝に進んでくれたらなぁ。
30日の投票率が75%くらいまで上がればなぁ。

「官僚たちの夏」好き。キャスティングやストーリーそのものはもちろんだが、オープニングのC.G.も好き。

世のため人のため、この国のために身を粉にし自己を犠牲にし、自分の省や部署、天下り先、自身の利益なんか全く考えずひたすら国益のみを考える官僚がいることは本当に国民にとって幸せなことだ。税金を納めることを喜ばしくも思える。

政治家も同様。確固たるビジョンを持ち、ぶれずに国民のためになることのみを考え、自己の保身を考えず国の将来を大所高所から判断し、方法論について堂々と官僚と議論をし尽くす。そして必要に応じて民意に自らの身を委ね、民意を得た場合には試験により選ばれた官僚に正しく仕事をさせる潔さ。こういうリーダーに恵まれている我々は幸せの一語に尽きる。

今や悪の権化のように「カンリョー」という言葉をよく耳にするが、まさか「官僚」という字を書くのではないだろうな。
「セージカ」も同様。まさか「政治家」と書くのではないだろう。
同じ読み方をするだけなのに「カンリョー」のせいで「官僚」が悪く思われることも、「セージカ」のせいで「政治家」が悪く思われるのも非常に残念だ。
私は政治家も官僚も尊敬している。

政権公約という意味で使われているマニフェスト。4年前の「ユーセーミンエーカ」という風が吹いた選挙でも当然あった。その時政権を取った政党は自ら検証しているのだろうか。まさか前の約束は守らず、別の新たな約束をしようとしているのではないだろうな。

「それは先代との約束でしょ。私との約束ではありません。」
「あの方針を決めたとき確かに私は取締役でしたが、あの方針には実は賛成ではありませんでしたから。」
こんなこと言いながら同じ看板を引き継いで会社を経営したとしたら、お客様は私を許してくださるのだろうか。
そう考えると「セーケンヨトー」を守り続けるというのは常識と羞恥心を相当捨てなくてはならないのだな。

「セーケンコータイ」という風が現在吹いているようだが、風だけでなくその中身を吟味して投票したい。やっと投票させてもらえるのだから。

政治ネタを書くと色々心配してくれる友人がいるが、私は私が考えていることを垂れ流すように書いているだけ。特に意図は無い。
私がひたすら願っているのは投票率が上がることだけ。どこの政党が政権を取ってもそれが民意なのだから、結果を誰もが受け入れる。民主主義の大原則だから当然。
ただ、限りなく100%に近い有権者の投票によって選ばれた政権が舵取りをする国に住みたいだけなのだ。

2005年の総選挙の投票率は約67.5%。

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