2018年7月アーカイブ

他の1年生の友だち(「友だち」って)より一足先に夏休みに入りました。
なぜ一足先かと言うと、彼らには今週土曜日まで語学科目等の試験があり、今頃は試験勉強中なのです。
私は約30年前に関西学院大学社会学部で取得した単位の一部が認定され、語学や体育総合等の必修科目の一部の履修が不要になりました。
そのため一足先に夏休みに入ったのです。
夏休みと言っても普通の学生の夏休みではなく、出社・出張に加えて兵庫県印刷工業組合の仕事などがありますので、遊び惚けている訳ではないのですが、定期試験が終わった木曜日の晩からは毎晩深酒をしております。

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さて、50歳の大学生の1年目半期が終わった訳ですが、なかなか濃密な3か月でした。
当初同じ教室で学ぶ学友たちが、学びの姿勢を整えていないことに怒りを覚えていたので、そんな私の気持ちが伝わるのかなかなか話しかけてくる学生はいませんでした。
もちろん1年生だけでなくそれ以外の学年の学生や、先生たちもこのおっさん学生にどのように接していいのか分からない、そんな感じで2か月くらいが経ちました。
「どうやらあのおっさんは先生やなくて、1年生の学生らしいで!」という雰囲気になった頃、一緒に飲みに行った3年生の先輩たち(彼らは成人しているので無問題)が私のことを良く言ってくれたようで、他の3年生の先輩たち(何度も使っているが、「先輩」って)からも声を掛けられるようになりました。
彼らは実習等で忙しい中、来年の就職活動へ向けて色々悩んでいるようで、私のようなおっさんから何かヒントでも得られるかもしれないと考えているようです。
彼らにとっては彼らのゼミの先生より年上の後輩は、大いに興味をそそられる存在なのでしょう。
他の学部や他の大学なら学生の多様化も進んでいるのでしょうが、関西学院大学教育学部においては私のような存在はまだとても珍しいのです。
機会を見つけてまた彼らと一緒に飲みながら語り合いたいと思います。
彼らの悩みの解消の一助になるかもしれませんし、私にとっては現在の教育の課題が掴める会になるかもしれません。
そうならなくても楽しい時間になることは間違いないでしょう。

現在の教育の課題と言えば、そのことについて研究する科目を履修していましたが、その科目を履修している学生は私一人でした。
そうです、先生と私マンツーマンでの90分の授業でした。
私より一つ年上の先生との90分は本当に濃密で為になる時間で、その上毎回かなり難易度の高い課題を与えられますので、授業時間以上の予習時間が必要でした。
現代の教育の問題点を探るときは社会全体の過去と現在に深く絡み合いながら考察し、解決法は未来と深く絡み合いながら考察しますので、本当に立体的に考えることを学修しました。

生まれて初めて「学びたい」という欲求をもって学校へ通う日々は刺激的で充実したものでした。
同学年の学生たちも私に話し掛けてくるようになり、色々なことを話しながらお互いに刺激を与え合う関係になりつつあります。
秋学期以降は自分の学びと共に周囲への好影響を意識しながら過ごしていきたいと思います。

入学してから買ったものは、学習机と手元・少し先・黒板の遠中近対応眼鏡。
入学してから気付いたことは自分の記憶力の衰えと、健康診断での問診時に服用している中性脂肪と尿酸値を下げる薬のことを伝えた時の先生の半笑いの口元から自分の年齢。

春学期最終日「さようなら!」に守衛さんは「お疲れさまでした!」。

関西学院大学教育学部1年生 武部 健也

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