2017年5月アーカイブ

今回の東京は明治座での歌舞伎から始まり、高田馬場のマルシメ文具さん、千駄ヶ谷のTHINK OF THINGS、その後表参道辺りのショップを何軒か見て回った。
まず、歌舞伎は私が言うまでもなく素晴らしいので、まだご覧になっていない方は明日の千秋楽にダッシュ!

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マルシメ文具さんは神戸派計画の商品を東京でいち早く扱ってくださった文具店。
今月で閉店されるとのことで挨拶にうかがったのだが、社長の文具・商売に対する熱い思いを聞かせていただき、胸が熱くなった。
おまけに激励と期待の言葉を掛けていただき目頭が熱くなった。
長い間、本当にお疲れさまでした。
とても素敵な笑顔をされていたのが印象的だった。

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THINK OF THINGSは大変素敵な空間で、居心地の良さを感じた。
イメージ・コンセプトの大切さと表現力の必要性を再認識した。
表参道の個性的なショップではそれぞれのこだわりと、ニーズの掘り起こし・創出、演出のプロフェッショナリズムに感心させられた。

東京の時間の経ち方と神戸のそれとでは少し感覚的には違うように感じられたが、モノへの考え方は同じだと確信した。
プロフェッショナルというものを改めて考えさせられた東京での一日だった。

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モノ

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あの日から13年が経った。
最近同業のご兄弟でうまく商売をやっておられる複数の会社とお付き合いさせていただいている。
その方々と話をしているとふと兄貴が生きていればどうなっていたか考えてしまう。
表裏・硬軟をうまく役割分担されている方々を見ているときっと私は裏・硬を担当していて、「専務」か「常務」と呼ばれていたんだろうと想像する。
でもそれはそちらの方がよかったと嘆いているのではなく、単純に想像しているだけで、今の状態でのベストは尽くしている。

我々が文具等商品開発を始めて6年が経つ。
これは「いいモノを作りたい」という製造業者の本能を刺激しつつ、印刷・システム・商品開発のすべての事業において社全体で価値あるモノ作りをし、不毛な価格競争で社員・協力会社の皆さんを不幸にしないために始めたものである。
しかしながら実際は安値を前面に押し出す同業者に苦しめられ印刷事業は苦戦を強いられている。
もちろん低価格というものも不可欠なサービスではあるが、不毛な価格競争で幸せになっている人をあまり見かけない。
何とかこの状況を打破するためにも我々は価値競争において生き残らなければならないと覚悟を決めている。

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あれからまた1年が経った。
何を書いたのか読み返してみたら、一年前の今日もmonoマガジンに取り上げていただいていた。
今年も5月2日発売の号に取り上げていただいたことに縁を感じる。
代表取締役就任14年目も印刷事業・システム開発事業・文具等商品開発事業の三本柱でモノ作りの本質に迫っていきたいと思う。

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