学生生活日記11

| コメント(0) | トラックバック(0)

先日、来年度から始まる研究演習(ゼミ)の選考がありました。私は教育制度論や教育社会学を専門とされておられる先生のゼミを志望したのですが、選考に漏れました。面接を受けた結果落とされてしまったのです。
発表された直後授業をサボり、家に帰って缶ビール。鰻屋の開店を待ってビール。寿司屋に移動して焼酎。その後BARを3軒ほどはしごしてハイボール。
完全に記憶を失ってしまいました。
それから数日間は学校にも行かず毎晩飲み歩いて過ごしてしまいました。
でもその数日の間で僅かなシラフの時間帯に色々考え一つの結論を出しました。

20191206.jpeg

ゼミは卒業必修科目ですので、第一次選考で定員に達していないゼミを第二次で選ぶという道があるのですが、元々学位を取ること目的として50歳で教育学部に入学した訳ではありませんので、学びたい内容とは違うゼミを選択することはやめようと思います。
また教壇に立つことを目的としていた訳でもありませんので、教員免許取得のための必修科目の履修も中止しました。
来年度はゼミを履修せず、他学部開講科目も含め取りたいと思える科目だけを履修して何にも縛られない学生生活を送ってみようと思います。
自分の中で納得ができればその時点で自分なりの卒業論文を書き上げて中退するか、1年遅れでゼミを履修し卒業を目指すかのどちらかになると思います。

それにしてもまさか落とされるとはなぁ。
やっぱりフレッシュさが無かったのかなぁ。
でもこれが私にとって最良の道になると信じています。

一週間ほど学校に行っていない間、同級生・先輩、キャンパスのスタッフの方々が私のことを心配してくれていました。久しぶりに私を見て涙ぐんでくれる子もいました。異口同音に「このまま中退しないで欲しい」。泣けてきました。
私、現在52歳ですが、こんな熱い学生生活を送っております。
関西学院大学教育学部2年生 武部 健也

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.d-wa.co.jp/cgi-bin/weblog/mt-tb.cgi/350

コメントする

このブログ記事について

このページは、kenboが2019年12月 6日 21:43に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「不良教師」です。

次のブログ記事は「産学連携」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ