本を編む

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武庫川女子大学では今年度より「本を編む」という科目が開講されています。
これは3年後に迎える学院の創立80周年に向けて、記念誌の別冊を学生たちの手により刊行することを目的とした授業です。
この授業では作家・記者・編集者・書店の方々などをほぼ毎回次々にゲストとして招き、その方の話を聞いた後、学生が記者役になり記者会見風に質疑応答し、学生が主体的に情報を集め、技術を習得し、取材・編集・制作を経て冊子にまとめあげることを目的として取り組んでいます。
とても画期的な授業だと思いませんか?
一昨日のその授業で私が印刷・製本について話をする機会を得ました。
この私が大学で講義のようなことをさせていただいたのです。
このことを私の中学・高校時代の恩師が知ったら笑うだろうなぁ・・・。

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約30分間、駆け足で印刷・製本の流れを説明した後、学生からの質問を受けて授業が進みました。
私が話している間もとても熱心にメモを取り続け、その後は次から次へと質問が飛んできました。
昼食後の最も眠い時間帯とは思えない熱い90分間を、私が最も楽しませてもらったかもしれません。
一緒に授業に出て質問を受けた武庫川女子大学卒社会人2年目の弊社社員の成長ぶりも嬉しかったです。
彼女たちが立派な社会人になることを確信しています。
みんな印刷業界に進んでくれないかなぁ・・・。

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担当の先生の許可をいただいてblogに書かせていただきました。

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このページは、kenboが2016年6月 1日 18:10に書いたブログ記事です。

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