節目

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前回の更新からちょうど2ヶ月も経っている。
その間の大きな出来事には心痛めるのみでまだ言葉にできない。
ひたすら正義があることを祈るのみ。

今日は兄貴の命日。あれから7年が経った。ということは私が社長になって7年が経った訳である。
今年に入ってから初めてプレッシャーやスランプという類のものに包まれた。と言っても残念ながら完全にハマってしまうほど繊細ではないようで、何度か落ち込もうとして一人酒をあおりに街に出て映画やドラマのように渋く深い溜息をつきながら飲もうとするのだが、結局店の大将とバカ話を大声でしたり、隣の酔っ払いのおっさんと意気投合したり、マスターと昔の武勇伝を競い合ったりといつも楽しい酒になってしまう。

印刷物を作ることが我々の会社の目的ではない。我々の目的は情報発信者の意図をくみ取り、受信者へ正しく伝わる表現方法を提案し作成すること。印刷物を作成するのはその一つの手段に過ぎない。
同時に製造業である我々は情報表現についての全てに高品質でなければならない。モノ作りの基本に忠実でなければならない。
これらのことがハッキリ分かっているからやっぱり落ち込める訳がない。

先ほど墓参してきたが、今年は既に何度も墓前に足を運んでいる。
それを考えるとやはり今年は色々悩むことが多かったのは事実だろう。
でももう大丈夫。自分を客観的に見られるし、進むべき方向もやるべきこともハッキリ見えている。

大和出版印刷株式会社四代目社長の8年目が明るく始まる。

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今日仕事をしながら、ふとご令兄のことを思い出し、思わず記載させていただきました。

かつて、お兄様が納品にいらっしゃった時、「大和出版印刷と申します。営業○○の代理に納品に参りました。」なんて、お茶目に語ってくださったことや、
草野球の対戦の際、非常に良いストライクを投げてくださり、しっかり打たせていただいたことが本当に昨日のことのように思えてなりません。
また、深夜に亘る業務(仕事ですよ)でも誠心誠意お付き合いいただいたことを今でも感謝しております。
今は、お父様とともに、大和出版印刷をしっかりと見守ってくれているのではないでしょうか。

散文失礼いたしました。

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このページは、kenboが2011年5月 2日 16:19に書いたブログ記事です。

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