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弊社には約半世紀働き続けている印刷機械が2台あります。

創業者である私の祖父は機械工学を学んでいました。
そのため高額であることを考慮せずドイツ製機械の性能に対して純粋に惚れ込み、会社の資金繰りが大変厳しい状況でも購入契約を結んできたそうです。
その都度経理担当だった私の父は大変な思いをしたと当時を振り返っていました。
しかし同時にそのお陰で永年に渡り機械の買い替えを行わずに済んだので、結果的には正解だったとも言っていました。
オフセット印刷機も同様で更新回数も最少で済んだのではないかと思っています。

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約50歳の2台の活版印刷機の操作技術は、昭和6年生まれの職人が平成6年生まれの若者に伝えました。
「もう充分できるようになったで!」と言う職人の声はとても嬉しそうでした。

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バトンを渡す者、受け取る者の笑顔。
繋げることは素晴らしい、繋がることは美しいと思います。

久しぶりに機械ネタを。

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兄貴が会社に残してくれた生命保険金という遺産で更新した印刷機が、現在グリッパー交換というメンテナンスを受けています。
印刷機というのは大きく豪快なイメージがあるのですが、扱うものは大変細かい網点であったり、薄い紙であったりしますので実はとてもデリケートなのです。
その中で紙を掴んで運び、次のユニットへ受け渡す役割を果たすのがグリッパーという爪です。

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4,000万枚近く印刷した機械の爪はかなり擦り減っていますので、この度一週間を掛けて55個の爪を新しいものに交換します。
機械のメンテナンスは高品質を維持するために最も重要な要素です。

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おい、当社のオペレーター達よ!これで高品質なものが早く印刷できるようになるんだよな?

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間違いないね!

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今の当社1階の印刷工場です。今は1年で一番忙しい時期で、今日も恐らく日付が変わっても機械は回り続けているでしょう。この写真では忙しさは伝わりにくいかもしれませんが、とにかく最新の印刷機が高速で回転し続けています。
年中こんな調子なら笑いが止まらないでしょうが、そうはいきません。機械の音が聞こえない寂しい日もたくさんあるのです。それにしても忙しいということは大変ありがたいことです。

ここ数年インターンシップの学生・生徒さんたちを受け入れている。一週間の就業体験でどれだけ実際の現場での仕事を体感させてあげられるか自信が無いまま、お客様の要請により何年も受け入れている。お客様には無責任で勝手なことを言っているようだが、実はこれは社員にとっても貴重な経験になっている。キャリアの浅い社員にとっては教えるということで自らが学び、挨拶などロクにしなくなったベテラン社員にとっては礼儀の大切さを再認識するいい機会になっている。

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これらはDTPによる制作や画像補正等を行っているところ。

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外注先である製本会社に見学に行ったところ。

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実際に印刷機(嘘みたいに古い機械)を操作しているところ。

上の写真以外でも社内であらゆる仕事を経験してもらって一週間の就業体験が終わる。
彼らに何か一つでも得るものがあったらと思いながら彼らを見送る。
数年前インターンシップで当社に来た「男の子」が今は当社にはかげがえのない戦力になっている。
一昨年インターンシップで当社に来た男女各一名が今春新入社員としてやってくる。
この場を経験した人たちがこの場を選んでくれるということは大変嬉しいこと。
あとは彼らを一人前に育てることが我々の責務である。

次は空調関係。
まずは機械が出す熱を社屋の外へ出すためのダクト。
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これは調温・調湿している工場内の空気に影響を及ぼさないため、社屋外の空気を吸気し機械内を通り社屋外へ排気するものです。

次に加湿器。
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これは水蒸気を噴き出すタイプではなく、工場内の空気そのものの湿度を上げるタイプのもの。工場内全体の湿度を安定させるにはこちらのタイプの加湿器が有効です。

さらに工場内全体の温度・湿度をまんべんなくするために、空気の流れを作るサーキュレーターを4基設置。
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こうした環境の中で印刷物が作り出されています。
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少し会社の中をご紹介しましょう。もしかするとうちの社員の中にも知らない人がいるかもしれません。
印刷機というのは置くだけでは仕事になりません。その周りの機器が印刷機の性能を高め、良い製品を作り出す手助けをするのです。
まずは、集塵機。
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次は湿し水を良い状態に保つろ過機。
湿し水.jpg
こういうモノの役割は意外に重要なのです。

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