乞うご期待!

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一昨日の朝の飛行機で東京から戻ってきてそのまま出社しました。半分ボ~っとしながら溜まっていた仕事を片付け帰宅し、早く寝ようと思っていたのですが、テレビでK-1を観てしまい興奮してなかなか寝付けませんでした。昨日も早く帰って寝ようとしたのですが、ボクシングの試合を観て長谷川選手の芸術的なKO勝ちに興奮してなかなか寝付けず疲れが取りきれていない感じです。
でもその疲労感は不快なものではなく、達成感を伴う心地のよいものなのです。

東京国際ブックフェアでは弊社のブースに大変多くの方に足を運んでいただきました。
1年前に予約したということで主催社から角地を与えられましたし、プロにデザイン・施工をお願いしたブースも大変きれいなものでした。また、イベントコンパニオンの二人も明るく接客してくれましたし、本当に実りある出展になったと思います。
同時に神戸で留守を預かってくれた社員、東京に一緒に行った社員はもちろんですが、毎日のように入れ替わり立ち替わり訪れてくださった諸先輩方にも本当に感謝しています。励ましやお褒めの言葉がどれだけ嬉しく力になったか計り知れません。

今回の出展内容をご紹介しますと、まず印刷関連では「高精細印刷」「環境保護印刷」。前者の展示には多くの方々がルーペで網点を覗いてその細かさに驚きの表情を見せてくれましたし、後者への皆さんの関心の高さにも触れることができました。
次にシステム関連では「d-proof」と「自動組版」をメインに出展しました。こちらはありそうでなかった便利なツールに多くの方々に興味を持っていただけました。我々が使いたいと思い開発したものですから、印刷業・出版業の方を中心に大変便利であると高い評価をいただきました。
他にも「ユニバーサルデザイン」にも高い関心を持っていただくことができ、1996年公開したwww.d-wa.co.jpの基本コンセプトである「for the people」「for the earth」が我々自身にしっかり根付いていることを大変嬉しく思いました。

今回の出展の目玉の一つに万年筆の書き味にこだわって作った紙「Liscio-1(リスシオ・ワン)」もありましたが、大変高価な紙製品のため反響はそれほど大きくならないだろうと思っていました。しかし様々なサイトで取り上げていただいたこともあり、大変大きな反響があり驚いています。期待の大きさ、商品開発の希望等の生の声を聞かせていただきましたので、直ちに商品開発・製造・販売に着手いたします。その様子はfromkobe.jpでお知らせしたいと思います。

ジっとしてミスさえしなければ今まで通り仕事をいただけて、社員やその家族、協力会社の皆さんも幸せになれるのであればこんなに楽なことはありません。何にも挑戦しなければいいのです。
新しいコンピュータを導入し電源を入れるだけで、便利で素晴らしいシステムができるのであればこんなに楽なことはありません。最新の情報を入手し続ければいいのです。
新しい社屋を建てて新しい機械を買えば美しい印刷物ができるのであればこんなに楽なことはありません。資金繰りさえできればいいのです。

良いものを作りたいという意思を持つ我々が、歴史の上に新しいものをつくりあげるという向上心とそのために努力し続ける力を持ち、最良の環境をも手に入れていることを再認識できたことは、今回の出展の大きな意義の一つであったように思います。

これからの我々に我々自身が期待しているように、皆様にもご期待いただきたいと思います。

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このページは、kenboが2009年7月15日 16:19に書いたブログ記事です。

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