日記のようにこのブログを更新してきましたが、最後の夜となりました。
被災地の惨状に目を覆うことと、被災者の皆さんの力強さに驚かされることの繰り返しでしたが、常に流れていたのは「優しさ」でした。
あらゆる瞬間に「優しさ」がありました。
それは「思いやり」でも「感謝」でもありますし、「もどかしさ」や「押し付けがましさ」や「配慮に欠ける」部分もありました。
でも全ては「優しさ」に起因するものなのです。
しっかりと方向・方針・方法を示す人がいて皆を納得させることができればとても大きな力になることが分かりました。
人間の強さ、結束力の強さを学びました。
×0(掛けるゼロ)の怖さを知りました。
神戸に帰ってからもできる限りのことをしたいと思います。
この日記替わりのブログで一人でも多くの人が被災地への思いを深めてくれたらと思います。
この日記替わりのブログを懐かしい思い出として復興遂げた街で読み返す日が近いことを祈ります。
欲求
昨日は朝から近くの保育所に避難されているお年寄りの皆さんとのぬりえ。
ここには5月に筑波大学の学生2人が来ていたので覚えていただいていました。
皆さんすぐに楽しくお話ながらぬりえしてくれて本当に温かい時間が流れました。
子どもたちとは少し違う笑いの絶えない時間を過ごすことができました。
次に来る日を楽しみにしてくださっている皆さんに学生たちは力強く再会を約束していました。
午後からは画像のアーカイブ化を進めている皆さんのお手伝いとしてスキャニングを行いました。胸が痛む画像ばかりでしたが、記録して後世に伝えることは重要なことです。色々課題は多いようですが、技術的には我々が充分にお役に立てそうでしたので、今後もお手伝いさせていただきたいと思います。
「役立ち」あらためて考えさせられます。
4か月も経ったのに
昨日は朝少し作業してから時間があったので、南三陸町へ。
テレビでも何度も見たが、惨状に言葉を失った。
あまりのことにそこにいた5人全員が言葉を失った。
午後は気仙沼市内の中学校のグラウンドに建てられた仮設住宅へ花や飲み物を配りながら、今週末に集会所で行うぬりえワークショップの宣伝活動を。
仮設住宅に暮らす方たちと言葉を交わしていると我々が労われる。
感謝の言葉がこんなに力になるなんて40年以上生きてきたのに知らなかった。
また来てね!
筑波大学・青山学院大学の学生といざ出発。
あとは写真が語ってくれるでしょう。
学校を後にする車を走って追いかけてくれたあやかちゃん。
おっちゃん、涙が出そうやったで。
気仙沼
昨日は気仙沼の街を一通り見て、宿泊させていただく公会堂へ。今日は今からぬりえ日本の活動に行きます。感じる風、匂いはやはり来ないと分からないものですね。
案の定
やっぱりな。
結局仙台のみんなに教わった、力をもらった。
こうなると思ったわ。
おい、神戸のみんな、頑張ろうぜ!
もっと真面目に生きようぜ!
もっと真面目に人を、街を愛そうぜ!
胸が痛く・・・
何とか無事に終えて美味しい牛タンとお酒をご馳走になりました。でも午後に連れて行ってもらった塩竃の被災地の状況に絶句・・・。沿岸地域の状況は目を覆いたくなるものがあります。仙台市中心部の地震に対する強さにも驚かされましたが・・・。
仙台に到着!
皆に見送られて出発。
ナガシマスパーランドには一度行きたいなぁと思いつつ。
浜名湖でうな重の昼食。
出発して7時間弱で六本木ヒルズが見える辺りへ。
意外に早く大宮へ着いて天ぷらとビールの夕食。(写真は撮ったけど食い物の写真ばかりのせるのも・・・。)
今日は気仙沼で一緒にボランティア活動をする筑波大学の学生たちと昼食に寿司を食い、(写真は撮ったけど食い物の写真ばかりのせるのも・・・。)彼らに車を託して新幹線で仙台へ。
明日は朝から印刷業界の会合で特別講演会。この私が講師。しかも阪神淡路大震災からの復興についてという重いテーマで90分。生まれて初めて感じる大きなプレッシャー。いやぁこんな気持ち初めて。でも精一杯頑張るのみだ!少しでも東北の人を元気付けられたら・・・。
そうや、俺が指名されたっちゅうことは知的な話より勢いっちゅうことや!
出発
それでは今から仙台へ向けて出発します。
まず、今日は大宮まで。
頼むぞADバン「fromkobe.jp号」
それにしても既に眠い!
雨もふりあきて風もやんだ・・・
車に詳しかったですね。
時計はROLEXのExplorerでしたっけ?キムタクが着ける前の。
ズングリムックリの体型でしたがオベイションのアダマスとか持ってたし、ロードスターのナンバーは58でしたっけ?
大阪で一人暮らししてる時に泊めてもらったこともありましたね。
うちの会社に入ってから僕の細かい性格とあなたのおおらかな性格が相容れませんでしたね。それまで友達だったのに。僕の10歳年上の趣味の多い色々教えてくれる楽しい先輩だったのに。一緒に仕事をするようになってあなたのおおらかさを許すことができなかった。あなたに緻密さを求め続けた。
ごめんなさい。
あなたは僕と一緒に仕事をする決心をしてくれたのに、僕はあなたを許すことができませんでした。あなたの良さだけを見ることができませんでした。
僕は一人でも多くの人に僕に会ったことで人生が豊かなものになったと思ってもらいたいです。でも、あなたは思ってないですよね。辛いです。僕はあなたからたくさんのことを学びました。あなたに会えてよかったと思います。でもあなたは思ってないですよね。本当にごめんなさい。
あなたが好きだった歌をうたってきました。
いずれ僕もそちらへ行きます。その時は仕事を離れて楽しく話してくれませんか?
僕も好きで細かいことを言ったのではないのです。確かに細かい性格ですが、好きであなたを責めたのではないのです。
あなたと一緒に仕事をしたことを後悔しています。仕事を離れた友人のままでいたかったです。
心からあなたの冥福を祈ります。
Mさん、おやすみ!また、そちらで。僕はこちらで全うしてから行きます。
その時はよろしく。