学校出てから27年、今じゃ・・・

昨日中学時代の2人の恩師を囲んで合計16名でゴルフを楽しんだ。
卒業後一度も会っていない同級生もいたし、中学3年生時の担任で所属していたサッカー部の顧問だった恐い(恐かった)先生と同じ組でのプレイだったので、異常なまでに緊張していた。
4時30分に合わせていた目覚まし時計が鳴る30分以上も前に目が覚めたのもその表れだったと思う。
しかし到着してみんなに会うと、緊張していたのではなく楽しみで興奮していたということがすぐに分かった。
スタート前から話は尽きず、プレイ中も笑いが絶えずあっという間に時が過ぎた。
その楽しさはどう書いていいのか分からないほどのもの。胸が熱くなり涙が出そうになるほどだった。
あの頃に帰れるとはもちろん思っていないが、あの頃があったから今の自分があることが確認できた。また、今の自分に足りないものが見え、まだまだ成長しなければならないことを感じさせられた時間でもあった。
たまに振り返ることは自分が歩んできた人生を線として見つめ直し、現在・未来を考えるいい機会になる。
今回の会を企画してくれた同級生には心から感謝している。
プレイ終了後全員が近況報告をしたのだが、その中で多くが子どもを関西学院か啓明学院に通わせていることを話した。昨日参加していない同級生たちの多くも同様で、その数の多さに驚いた。
自分が通った学校に自分の子どもを通わせたい、自分が教わった先生に自分の子どもも教わって欲しいと思えることはとても幸せだと思った。またそう思われている先生は本当に素晴らしいと思う。
私はいい道を歩ませてきてもらった。両親に、先生に、そして友人たちに感謝感謝。
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オレンジ色のニクい奴

私は学生の頃から吉野家が好きだ。オレンジ色の看板に引き寄せられる様はまるで街灯に群がる虫、コンビニ前にたむろするヤンキー、漁火に集まるイカの如くであった。
その吉野家が減収減益、牛丼業界で一人負けであるという記事が今朝の日本経済新聞に掲載されていた。とても悲しい想いだ。
何の非もないのに苦しみを強いられたアメリカ産牛肉のBSE問題。それを乗り越えてくれた吉野家のことだから決して負けないと思うが心配である。過剰な価格競争は予想以上に企業の体力を奪っているに違いないだろうから。
しかし吉野家も「美味い早い安い」を謳い文句にしていたのだから辛いところであろう。
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今日この記事を読む前にとった朝食がこれ。
偶然に驚いた。
今朝健康診断の二次検査を受けてからの出社だったが、朝食を抜いていた私は健診後一目散にオレンジ色の看板を目指した。
一次検査で引っかかったのはγ-GTPと中性脂肪、尿酸の値。大したことはないが少しずつ上昇しているので食生活を改善するよう問診では長々と説教をされた。
その説教を忘れた訳ではないが、今日はオレンジ色の誘惑に負けてしまった。
次回からは大盛までにして七味も控えることとしよう。当然今日は向かいのカップルが驚くほど七味を山盛りにした特盛だった。
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なが~~いお付き合い

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一昨日特急しなのに乗った。特急しなのは振り子式のワイドビュー車両で編成されており、1号車の1番は運転席の真後ろで前方の景色が楽しめる素晴らしい席なのである。
そう、私は昔軽い鉄ヲタだった。
新神戸駅の自動券売機で座席の空き状況を確認すると、1号車1番が空いているではないか。2,670円のグリーン席料金が掛かることなど、眼前の景色を堪能できることを想像するだけで全く問題ではなくなり、躊躇無く席を確保した。
スーツ姿のおっさんが手元の週刊新潮を開くことなく、前あるいは右の車窓に交互に目を移らせ写真や動画を撮りまくる姿は滑稽であっただろうが、元軽い鉄ヲタには周りの視線は全く気にならなかった。
塩尻駅までの1時間53分はあっと言う間だった。
因みに塩尻駅で帰りのチケットを手配したのだが、その際やはり1号車1番が空いていたので、今度は右側の景色を犠牲にしても前が見やすいC席を確保して悦に入っていた。
しかしそれが軽い鉄ヲタの「軽い」所以である。
そう名古屋へ向かう1号車は最後尾なのである。
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岡谷は鰻の町だそうで、到着後早速ネットで調べていた鰻料理屋さんへ。
肝の塩焼き、肝のタレ焼き、う巻き、特うな重を頼んだ私に京塚昌子に似たおかみさんが
「包んであげるからね。」
注文し過ぎだと思ったようだ。
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当然こうしてやったのだが、帰り際におかみさんが
「私、お客さんみたいな豪快な人好きだわ。」
また惚れさせてしまった。
罪深さを反省しつつ笑顔で爽やかに店を出た。本当は満腹でしばらく動きたくなかったがここは男の見せ所、やせ我慢。
岡谷へは鰻を食いに来たのではない。
大連からの研修生がお客様である岡谷の印刷会社にお世話になっているので、お礼の気持ちを伝えるためにやって来たのだ。
中国から初めての海外で、しかもお客様のところへ研修でお世話になる彼女の緊張と重圧を思うと労ってやりたいとも思っていたが、先日神戸に届いた彼女からの手紙には、温かく迎えてくださった皆さんのお陰で研修も進み、生活もとても楽しいものになったことが書かれてあり、そのことに対するお礼をどうしても直接お伝えしたく不躾とは思ったが、何とか時間が作れたので急遽岡谷までやって来たのだった。
突然やって来た私を笑顔で迎えてくださり、丁寧に社内を案内してくださった方々に、彼女の研修の充実振りを肌で感じることができた。
その上貴重な経験ができたと逆に感謝の言葉までいただき感激で胸が熱くなった。
2時間弱しか滞在できなかったが、本当に来てよかった。
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岡谷の広い空を見上げながら人の心の温かさを感じていた。
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神戸に戻ってきた私は躊躇無く穴子を食った。

なだる?

先週末テニスデビューを果たしました。
親しくさせていただいている参議院議員のみずおか俊一さんから、健康のためにテニスを一緒にしようと誘っていただき、43歳にしてテニスを始めることになりました。
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その前の週末トアウエストにあるテニスショップに行き、
「今の世界ランク1位は誰?ナダル?じゃ、ナダルちょうだい。」
と言った私は、そうです大バカ者です。
ラケットはもちろん、帽子からウェア一式、シューズ、バッグ、リストバンドに至るまでナダルモデルで揃えました。はい、どアホです。
私みたいな奴がいるからスポーツメーカーは多額のスポンサー料を払ってもスター選手と契約するのですね。
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でもゴルフと同じ過ちをしてしまいました。ウェア類はいいのですが、道具、つまりゴルフではクラブ、テニスではラケットは同じメーカーでも初心者向けの方がいいのでした。
はい、ゴルフは全てタイガー・ウッズモデルで揃えています。
それにしてもテニスも楽しいですね。とても難しく、うまくはいきませんでしたが、皆さんが優しく上手に教えてくださったので、続けていきたいと思います。
高価な道具を揃えるという先行投資もしたことですし、運動の後のビールも美味しいですし。
先日の誕生日にはトレッキングウェア、ゴルフウェア、テニスウェア、万歩計、ボクシンググローブと運動にまつわるプレゼントを多くいただきました。
多くの方に健康を気遣っていただいています。
いつもいつも多くの方に気遣っていただいています。
本当に心から感謝しています。ありがとう。

季節の変わり目を

あなたの心で・・・。と繋がった方はそれなりの大人でいらっしゃいますね。
私はサングラスで冬が近付いていることを感じます。
自動車通勤の私は毎朝ハーバーハイウェイというところを通るのですが、秋が深まってくると日の出の時間、太陽の角度が変わって、大変眩しいのです。
いや眩しいと言うより一直線に太陽に向かっているようになるため、車に付いているサンバイザーでは遮ることができずサングラスを掛けないと前がよく見えないくらいなのです。
季節はずれのようですが、サングラスを掛ける必要が生じると冬の訪れを感じるのです。
南の島の青い空の下で波の音を聞きながらサングラスを掛けたいものです。
ところで私は他の季節の変わり目を何で知るのかなぁ。やはりあなたの・・・?

爽やかな秋晴れの日に

一昨日、みんなに誕生日を祝ってもらいました。
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まずはコースケから。3R鮮やかなTKO勝ちを見せてくれました。一発でダウンを奪った時に絶叫して今も声が出にくいですが、本当にスカっとした気持ちにしてもらいました。
相手のことを考えると複雑な思いにもなりますが、これがボクシングというスポーツ。勝った時は素直に大いに喜びましょう。
その後の私の誕生日パーティーにも来てくれたコースケ。いつもは大飯食らいの大酒飲みですが、短いラウンドで終わりろくに打たれていないとはいえ、試合直後ということで酒を飲まなかった彼にプロ意識の高さを見ました。私なら大騒ぎして勝利の美酒に酔いしれるところでしょうが、彼は「少しでも長くボクシングをやりたいですからね。」かっこいいぞ!コースケ!
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それから社員・ボクサー・友人たちが大騒ぎしながら私の誕生日を祝福してくれました。本当に嬉しい限りです。
熱く優しき人たちに囲まれ、私は本当に幸せ者です。
実は極々たまにですが、弱気になる時があります。迷う時があります。自分に自信を持てず挫けそうになる時があります。本当に滅多にありませんが・・・。でもそんな時には周りをゆっくり見渡します。みんながいます。だから大丈夫です。
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尚也がみんなからのメッセージも集めてアルバムを作ってくれました。その中に「Takebe family」の文字がありました。嬉しい言葉、いいfamilyを持てたもんです。私こそその一員であることを嬉しく思っています。このアルバムは本当にかけがえのない宝物になりました。ありがとう。>all
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今日の昼食は尚也の彼女あやかちゃんが作ってくれたお弁当。美味かった。ありがとう。>あやかちゃん
生きてるっていいなぁ。しみじみと。

左右

私は右利きではありますが、特にどちらよりの思想を持っているわけではありません。思想を持てるほど知識を得ているわけではありませんし、柔軟性・バランス感覚を重視している生き方をしているため、どちらにも偏ることはないでしょう。今後も。
しかし、最近あまりにも酷い出来事が続発しているではありませんか。こんなことは許されていいのでしょうか?だからと言って過激な行動は慎み大人の対応をすべきだと思いますが、それは個々の対応であって、国家としてはもっと賢く強い対応をするべきだと私は思っています。今後の成り行きに注目したいところです。
そんな中、昨日のニュースで「セオドア・ソレンセン氏死去」というものがありました。
正直に言うと「誰それ?」という感じでしたが、本文を読むとジョン・F・ケネディ元アメリカ合衆国大統領のスピーチライターを務めていた方だったそうで、あの有名な大統領就任演説のあの有名なフレーズ「ask not what your country can do for you – ask what you can do for your country.」を書いた方だそうです。
「愛国心」というものを43歳初日に考えさせられました。過剰なものも危険かもしれませんが、希薄というのも大変危険であると再認識し、周知・教育の重要性を感じました。
昨日多くの方から祝福の言葉をいただきました。中国の社員たちからもメイルで祝福してもらいとても温かい気持ちになりました。
皆さんの幸せと世界の平和を祈らずにはいられません。そんな気持ちにさせてくださって本当にありがとうございます。>all
今日は私の大阪のせがれ尚也の弟分コースケの試合(ボクシング)が神戸であります。奴のことだから気持ちの入った熱い試合を見せてくれることでしょう。スカっとした気分にしてもらうことにします。
43歳という中途半端な年齢になりましたが、中途半端な一年にしないように頑張ります。
今後もどうぞご贔屓に!

おおきにどすえ!

先週、刷師と呼ばれる印刷人に講演に来てもらった。カリスマとかマイスターではなく、伝説の刷師と呼ぶにふさわしい人だろう。
京都のその師とは数年前に初めて会わせてもらったが、70歳を超えているとは思えない力強さ・情熱にあっという間に圧倒されつつ魅了され、年に数回程度だが会える機会を楽しみにしていた。
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今回念願叶い当社社員に直接話してもらえる時間を作ってもらい、印刷人としての心構えを説いてもらった。
技術的なことも詳しく解説してもらったが、同時に印刷に対する愛情や仕事に対する姿勢を熱く語っていただいた。
印刷セクションの社員だけでなく全社員の心に響いたことは間違いない。
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講演中は時折冗談も交え楽しい雰囲気だったが、現場で印刷機を前にした途端目の色が変わり、もう1つ上のスイッチが入った。さすが。
そう言えば名古屋の印刷先生のことを「印刷バカ」と呼んでいたことを思い出した。敬意を表しているつもりだが、「伝説の刷師」に比するといささか失礼か。今後は京都の「伝説の刷師」に対して名古屋の「印刷マイスター」と呼ぶことにしよう。
設備も更新し、印刷人の魂も注入してもらったので、これからが大変楽しみになってきた。
まだ奥の方ではあるが、社員の目に輝きが増してきたことを私は見逃さない。

くもり

60秒で1分、60分で1時間、24時間で1日、365日で1年。
当たり前に時間は過ぎていく。平等に。
総理大臣や大統領でもあるまいし、振り返れないほど、ブログを書けないほど本当に忙しかったのか?
時間ではなく、振り返る気持ちの余裕がない日々だったのではないか。
まだゆっくり振り返るような年齢でも立場でもないのも事実だが、しっかり噛みしめながら生きていかなければならないはず。
あれから1年が経った今日。

備忘録

気が付けばもう10月18日。
その中にいるときはそんなに思わなかったが、振り返れば大連に行ったのが遠い過去に思えるくらい忙しい日々だったようだ。
10月2日から4日に大連、帰ってきてそのまま大阪で翌日に健康診断。その翌日に東京へ行って、帰ってきたら大連からの研修生の歓迎会。3連休は遊びに県内を走り回り、先週また東京。
とりあえず記しておかないと何をやってきたか忘れてしまうように追い回される日々だった。
先週乗った新幹線の車内広告のフレーズを思い出す。「仕事を追え、仕事に追われるな。」
ベッドや枕が変わると肩こりが蓄積されるので、大変辛い日々だ。