学生生活日記16

1月に2021年度の全ての授業が終わり、大学4年生の一年が終わりました。
ゼミ以外の授業は全てオンラインでしたので、秋学期はゼミ以外履修しませんでした。
半期分の授業料を払い2単位しか履修しなかったのは大変贅沢なことですが、ゼミと卒論以外は卒業要件を満たすことができていますので、オンラインでの授業を履修する気にはなれませんでした。
そんな中、授業以外の時間に学生や先生方と交流を持てましたし、他学部の先生や学生とも同じ時間を過ごすことができたのは大きな収穫でした。

2022031901.jpeg一昨日と昨日の二日に分けて関西学院大学の卒業式が行われました。
私の所属する教育学部は一昨日でしたが、出席できたのは卒業生と教職員だけで、保護者も在学生も出席することはできませんでした。
式後の謝恩会も開催されず寂しいものとなってしまいましたが、私が大好きな数人が神戸に出てきてくれて一緒に杯を交わすことができました。
卒業後夢への一歩を踏み出す者、扉の手前でもう一度熟慮しようとする者と様々ですが、私の大好きな元同級生(現先輩)たちは全員人生について真面目に考え、必死にもがき、照れながらも一所懸命で、深く深く悩む人たちです。
そんな人たちと同じ時間同じ場所で学ぶことができた私は大変幸せでした。
私の方が彼らから学ぶものが大きかったと思っています。
翌朝私への感謝の思いを綴るLINEのメッセージに涙が溢れました。
「出会ってくれてありがとうございます。」
私の人生の目標は、一人でも多くの人に私と出会ってよかったと思ってもらうことですので、一人増やすことができたことをとても嬉しく思っています。
入学式翌日のオリエンテーションの日、10代の若者の中に一人ポツンといる奇妙な50歳の男に話しかけてくれた勇気ある彼女の人生が素晴らしいものになることを確信するとともに、いつまでも見守っていたいと心から願っています。
「僕の方こそ出会ってくれてありがとう。」
来年は卒業できるよう卒業論文に集中したいと思います。
関西学院大学教育学部4年生 武部 健也

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