学生生活日記09

「武部、大学辞めたんちゃう?」の声も聞こえそうなくらい久しぶりの学生生活日記ですが、ちゃんと大学2年生の生活を送っております。
1年生の時より1限の授業が多く、酒を控えなければならない日も多いのでなかなか大変です。
始まって2か月が経ちましたがなかなかナイスなことが多く、1年生の時より充実した日々になっています。
そんなナイスな出来事を羅列していきましょう。
まず、教室の前方に座って授業開始を待っていたら、扉を開き入ってきた先生が私の顔を見るなり「すみません、間違えました。」と出て行ってしまいました。
別の授業で同じように授業開始を待っていたら、同じ学年の女子大生が「武部さん、これどうしたらいいでしょうか?」と差し出してきた封筒は国民年金の納付書でした。
キャンパス内の自動販売機に体脂肪を減らすことを謳ったお茶がないことを不思議に思っていましたが、体脂肪を気にする学生はほとんどいませんでした。
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そんな中4年生の先輩たちは教採やら就活やらで大変そうにしています。
彼らとはよく話すのですが、既に大学生活をやり直したいと言う学生も少なくありません。
ま、仕方のないことですが、1年生の時からもっと地に足をつけた生活をしていたらよかったと後悔しているようなのです。
彼らはボランティアや様々な実習に行って充分やっていると思うのですが、そういうしっかりした学生ほど後悔するようです。
昨年先生とマンツーマンだった素晴らしい授業も今年は受講生がゼロで閉講になってしまったようで本当にもったいないことです。
仲の良い4年生の先輩数人に紹介したところ、実習との兼ね合いで履修することは叶わなかったのですが、聴講するつもりだったらしいので閉講になり残念がっていました。
一度目の授業を聴講した際に刺激を受け、聴講を楽しみにしていましたのでこういったあたりにも学生生活への後悔が出てくるのでしょう。
私が今期受講している科目の中に学生7人くらいの少人数のものがあります。
そこには4年生の学生や中国からの留学生数人もいますので、少人数でも大変濃いメンツです。
51歳のおっさんも含まれている訳ですから。
ここでは学生同士のディベートに近いものもあり、大変楽しいです。
純粋にこの授業を楽しみにしています。
それにしても1年生はハッキリ分かりますね。
とってもはしゃいでいます。
昨年の自分もそう見られていたのかなと思いましたが、昨年は今より1つ若いですがそれでも50歳のおっさんでしたから見える訳ありませんね。
つまり昨年の1年生は少し落ち着いてきたということです。
大学進学率を上げようとする理由の一つに「若者たちを社会に出す時期をできるだけ先送りにする」というものがあると聞いたことがあるのですが、納得です。
しかし毎回出席を取る授業が学生に人気であることは不思議です。
関西学院大学教育学部2年生 武部 健也

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