特別な日に特別な思い

今年も5月2日がやってきた。8回目の兄貴の命日だ。
毎年この日が近付くと精神的に不安定になっていたようで、多くの人から心配されてきた。
しかし今年はそんな声も聞こえないし、自覚もない。
何かが大きく変わったのだろう、とても心は安定している。
先ほど墓参し、この8年を振り返って心の中で話しかけてきた。
どの1年も平穏と言えるものではなかったが、一貫してモノづくりへのこだわりを持ち続けてきたことを兄貴へ語ることができた。
今、私の心が安定している理由の一つに、理想を現実とする体制が設備的にも人員的にもそろってきたことが挙げられると思う。
そして足元をしっかり固め未来への一歩を踏み出す方向が見えてきたことも大きい。
自分がこの世からいなくなっても世の中は何事もなかったかのように回り続ける。
もちろん周りの何人かは悲しんでくれるだろうが、それでもやはり時間は前に進み続ける。
それが嫌だった。
しかし、兄貴がいなくなった会社を動かし続けたのは私だった。
当然のことなのだがそのことに少し違和感を覚えていたのは事実だった。
8年前と大きく変わった今がある。
ずっと見守り続けてきてくれたことを信じ、これからも見守り続けてくれることを祈り、歩みを進めていきたい。
命の尊さをあらためて感じながら、一人でも多くの人を幸せにできる幸せな日々を過ごしていきたい。

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