Liscio1(リスシオ・ワン)

先日、Liscio1(リスシオ・ワン)の「商品開発会議」こと「美味いものをみんなで食おう会」を開きました。
出席者は革バカおやじ万年筆バカ(男性)・万年筆バカ(女性)文房具バカ、印刷屋のバカ社長、印刷屋のバカ社員の計6名。
手前味噌ですがLiscio1は本当に万年筆の書き味が素晴らしい紙です。
ペン先の滑りを滑らかなものにしようとすればインクの染み込み・乾きは悪くなる方向になりがちです。インクの染み込みをよくすると滲みやすく裏抜けが起こりやすくなりがちです。ペン先の滑りがよく、インクが早く乾き、滲まず裏抜けしないというのは例えようもないくらい難しいことです。
このあちらを立てればこちらが立たずのようなことを作り手に同時に達成せよという要求はイジメに近いものがありました。しかし我々は紙を作ることについては素人、無茶なことや馬鹿げたことを言っているという自覚が無いので、恥かしげもなく何度も要求を続けることができました。その結果研究系スタッフも製造系スタッフも皆さん本気になってくれとうとう素晴らしいレベルでバランスのとれた紙、奇跡のバランスと呼んでも過言ではないLiscio1という紙ができたのです。
さあ、素晴らしい紙ができたぞと喜んでいたら10数トンという紙が「で、次はどうしてくれるの?」と聞いてくるのです。紙もいつまでも倉庫で寝ていないで早くいい商品になって使ってもらいたいと思っているようです。
そこで文具に関して一家言お持ちの皆さんにお集まりいただき、商品開発の道を一緒に進ませていただこうと企んでいる訳です。
ま、第一回目ということで具体的な話というより今までの経緯と大きな方向性の確認ということに留まった感はありますが、肉・酒の美味さもありいい会になったと思います。今後より具体的な話に移り、世界に通用する商品をこのメンバーで生み出すことができれば素敵なことだと思いますし、可能だと信じています。
でもカウンターで飯食って、カウンターで酒飲んでたらやっぱり会議にはなりません。次回はテーブル席にして会議っぽくしたいものです。
この時間の中で皆さんの持つ「こだわり」、そしてそのこだわりに対する「愛情」に本当に刺激を受けました。私は気が散りやすい性格で「没頭する」「のめりこむ」ということが苦手ですので、羨ましくも思いましたし格好いいと憧れの気持ちも持ちました。
これから私はこういう方々の間に入って調整をしたり、人やモノのマッチングをして、その交流や情報交換の中からモノ作りをしていきたいと思っています。そこで私の個性を生かすことができればと思っています。
神戸から発信される情報やモノにご注目ください。

コメント

  1. 小野英一 より:

    ご無沙汰しております。リスシオ1、発売に向けて会議を重ねられているのですね。私は綴じタイプのノートやダイアリーは苦手ですので、便箋やレポート用紙、一筆箋などを心待ちにしています。ルボナー様のブログで便箋の写真を見ました。いつ発売ですか!またお教え下さい。

  2. kenbo より:

    こちらこそご無沙汰しております。
    会議を重ねているというほどではないのですが、商品化を急ぎたいと思い始めたところです。
    また色々とご意見をお聞かせください。ご希望通りのものが商品化されるかもしれませんよ!
    便箋の発売はまもなくです。弊社K崎が担当していますので、奴から連絡が入ると思いますので、今しばらくお待ちください。

  3. K崎 より:

    →小野様
    Kenboのコメントにある担当の「K崎」です。
    ルボナーさんのブログで紹介していただいた便箋は「試作品」でして。
    実験的に「水性インキ」で印刷してみました。
    非常にデリケートなインキで、手の水分ですぐに滲んでしまいます。。
    インキ自体の改良が必要なようです。
    商品としては、油性インキを採用することにしました。
    油性インキは水性の万年筆インクを弾きますが、ただ何度か検討した結果、「配色と罫線幅を調整する」ことで、万年筆のインク弾きを大幅に抑えられることが分かりました。
    (肉眼では分からないぐらいに)
    これでようやく「安定」した便箋を作ることでき、現在、生産中です。
    便箋は「30枚綴り」になります。
    販売は7月から開始します。
    fromkobe.jpのサイトで先行販売します。
    サイトも大幅なリニューアルを予定しておりますので、是非、アクセスしてください。
    http://www.fromkobe.jp/

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