2016年9月アーカイブ

実は

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ご縁をいただきお二人の引き出物の製作をさせていただきました。
上方役者の六代目片岡愛之助さんは、やはり上方への思いが強く、以前ご友人を介して我々のノート作りの技術や思いを知っていただき、上方の職人たちのこだわりに感動してくださいました。
そしてこの度松嶋屋の裃の色、定紋である追いかけ五枚銀杏、愛と藍染めをかけることをテーマにとご注文をいただき、当社スタッフと協力会社の方々の技術と知恵を絞り、ノートを作らせていただいたのです。

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の中に、

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このように追いかけ五枚銀杏の定紋を抜き藍染めした紙に包まれたノートは、

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松嶋屋の裃の色をモチーフとした表紙で、

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サイズは神戸派計画のStyleシリーズの210mm×120mmで、本文はCIROシリーズの白い罫線を採用しました。

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中にこの1枚を挟みました。
「このノートには職人のこだわりが随所にちりばめられています。
表紙には合紙(ごうし)という手法を用い、二色の紙を手作業にて貼り合わせ一枚の紙のように仕上げています。二色の紙は裃の色をイメージし、質感の良いものを選択しました。製本は通常の糸かがり製本よりも人の手による工程が多い方法で、徹底的に使いやすい開きの良さにこだわりました。また、ノートを包む紙には藍染めの技法を用い、六代目片岡愛之助様の定紋を印刷した後、藍染めをすることにより その『追いかけ五枚銀杏紋』を自然な風合いに浮かび上がらせることに成功しました。

愛之助様、紀香様のお二人のご縁にちなみ、二枚を張り合わせ一つにすること、そして、藍(=愛)に染めて包むことに 職人の想いを込めさせていただきました。神戸派計画」

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