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今日は兄貴の三回忌。あれから二年が経ったんだ。一年目の365日はとても早く感じたけど、この365日は450日くらいに感じる中途半端な長さだった。両年ともうるう年ではなく、間違いなく365日だったのだけれど、長さの感じ方は違うものだ。

先日家族で三回忌の法要を行ったとき、甥である兄貴の息子が形見の腕時計をしていた。時を刻むものが受け継がれていく様がとても嬉しかった。そういえば長く兄貴を慕っていたうちの社員に形見である別の腕時計をプレゼントしたのは昨年の今日。奴はベルト交換する金が無いという理由で、未だに一度もその時計をしていない。何て野郎だ。

今日私は何年も前から欲しかった時計を買う。機械式のその時計は表からその一部を見ることができ、正確に時を刻もうとする鼓動が伝わる。私は時計や車にはそれほど頓着が無かったのだが、周りに時計に関する薀蓄を何時間でもしゃべり続ける時計オタクが多く、次第に時計が好きになってきた。法要の際この話をするとおふくろが「やっぱりおじいちゃんに似てきたなぁ」と。祖父は大の時計好きだったらしい。確かに祖父の遺品に時計は多かったが、どれもさほど価値のあるものではなさそうに見えた。おまけに金色のものばかりで、いただいて使おうとは思えなかった。しかし、祖父の腕で時を刻んでいたものだと思えば、今のうちにいただいておいて金が似合う正真正銘のおっさんになってから使わせてもらうことにするか。

私は自分の人生が長いか短いかは知らない。生まれ変わることがあるかどうかも知らない。だから短く生まれ変わりの無いものと思っておいた方が無難だと思い、そのように生きているつもり。
かみさん名義の積立を潰して買う時計で、一年を365日と感じるしっかりと正しい時間を過ごしていきたい。

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コメント (6)

たにーら:

もう3回忌なのですね。ふらふらになりながら、校正作業を行ったことが今のように思い出されます。合掌。

kenbo:

ありがとうございます。私もよくあの頃のことを思い出します。大変でしたが、充実した楽しい時間でしたね。

親しくしている印刷屋の若社長T氏が、、、

kenbo:

恥ずかしいなぁ。えらく良く書いていただき恐縮です。
一週間に一回更新してたのに、先週更新し忘れました。気持ち悪いものですね。ほんと忙しかったんですよ・・・。&ネタ切れ。ちゃんと書かねば。

someone:

偶然、このプログを見つけました。本当に"時"とは生き物ですね。また、お会い出来ることを楽しみにしてます。

kenbo:

someoneさん、コメントありがとうございます。どなたなのでしょう?

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2006年05月02日 11:20に投稿されたエントリーのページです。

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